Mac Pro Mod フロントパネル加工【USB編】

2017年06月26日 10時36分

前回に引き続き、Mac Pro Modのフロントパネルを改造する

前回行ったMac Pro Modの電源ボタン周りの改造の続きで、今回はUSBポートを使えるように改造しようと思います。
Serial ATAケーブルを使ってケーブルを自作していきます。

用意するもの

材料
・AWG28ぐらいのケーブル
・2550 QIコネクタ 2.54mmピッチ 2×5ピン 1個
・2550 QIコネクタ 2.54mmピッチ ソケット メス コンタクトピン 7個
・Serial ATA ケーブル 1本

工具
・カッター
・ニッパー
・精密圧着ペンチ
・ケーブルストリッパー
・はんだこて

材料と工具は千石電商とAmazonから購入しています。はんだこては精密機械用のものを使うと作業がしやすかったです。
配線の本数を考えると、QIコネクタは2×4ピンでも足ります。

配線図

今回も同じくMac Pro 2006年モデルをベースに書いておきます。

以下配線図です。
Mac Pro Mod Front Panel USB Diagram

Serial ATAケーブルの中には8本線のものと7本線のものがあります。
8本線のものは、中心のGNDが2本ありますので、配線する際は1本にまとめます。

作業

Mac Pro Mod Front Panel USB自作ケーブル

Serial ATAケーブルを半分に切断し、ケーブルの皮を剥きます。一番外側の皮をカッターで切っていき、中のDATA用の皮はケーブルストリッパーで剥きます。

AWG28ぐらいのケーブルを7本用意し、同じくケーブルストリッパーで皮を剥いてSerial ATAケーブルに仮留めします。

仮留めした部分にはんだをつけて、熱伸縮チューブを巻いて絶縁します。

外側の2本のGNDは折れやすいので、細心の注意を払いながら作業を行います。

Mac Pro Mod Front Panel USB自作ケーブル

完成したケーブルは以下のような感じに、Serial ATAコネクターの反対側がQIコネクターの2×5コネクターになります。

Mac Pro Mod Front Panel USB自作ケーブル

Mac Proのフロントパネル用ボードのSerial ATA部分にケーブルを接続します。

Mac Pro Mod Front Panel USB自作ケーブル

マザーボードのUSBコネクターにも接続します。

Mac Pro Mod Front Panel USB自作ケーブル

結果

Mac Pro Mod Front Panel USB接続完了

USBメモリーや無線キーボードのレシーバーなど各種動作確認を行い、無事に接続できるようになりました。

ここまでざっくり作業内容を書いてきたのですが、ここまで来るのにかなりの失敗と時間を費やしました。はんだこてを使うのも数十年ぶりでしたし、Serial ATAのケーブルを分解したこともなく、またGNDケーブルが折れやすいなどのトラブルもありました。

犠牲にしたケーブルやコネクターも多く、金額面でも無駄が多い結果になってしまいましたが、なんとか完成させることができました。