【Hackintosh】SSD2台で構成されたSoftware RAID 0のボリュームにMac OS 10.12をインストールする方法

2017年06月05日 17時01分

期待していたオンボードRAIDが動作しない

購入したASRock H270 Pro4にはRAID機能があり、BIOSからRAIDが構築できるのでMacでも動くだろうと思っていたのですが、案の定IntelのドライバーがないとRAIDボリュームが見えないようになっていました。

そして当然のことながらMac用のドライバーもなく、ハードウェアRAIDを組むことを諦めることにしました。

仕方なくソフトウェアRAIDに

色々なサイトから情報を漁り、Mac OSのソフトウェアRAIDでもまぁまぁな結果が期待できたので、ディスクユーティリティーでRAID0を構成しました。

…が、OSのインストールまで一筋縄では行かなかったので、ちゃんと手順を書いておきます。

どのように設定を行うのか?

簡単に手順を説明すると
1. RAIDを構成する2つのSSD(B)(C)とは別にMac OSがインストール可能なドライブ(A)をMacに接続する
2. (A)にMac OSをインストールする
3. (A)から起動し、Carbon Copy Clonerをインストールする
4. RAIDを組むSSD2つ(B)(C)をディスクユーティリティーでフォーマットする
5. Cloverを(B)(C)のそれぞれにインストールして、configやkextを入れる
6. ディスクユーティリティーで(B)(C)を使いRAIO 0を構成する(D)
7. Carbon Copy Clonerで(A)のイメージを(D)にクローンする
8. 無事起動!!

この方法がわかるまで色々試しました。
RAIDを組んでからOSのインストーラーで直接インストールしても失敗し、(A)のイメージをディスクユーティリティーで戻してもエラーが発生。結局はCarbon Copy Clonerが助けてくれました。

ポイントは
・RAIDとは関係ないドライブにOSをインストールして動ける状態にすること
・RAIDを組む前にそれぞれのSSDにCloverをインストールし、設定を行うこと
・RAIDを組んだ後はCarbon Copy Clonerでイメージを戻すこと

自分の環境では、外付けのSSDにまずはMac OSをインストールし、内臓のSSD2台をRAIO 0構成にして作業を行いました。

性能はどのくらい?

Software RAID 0の性能
RAID 0 SSD 960 EVO
使用しているSSDはSAMSUNG SSD 960 EVO MZ-V6E250B/ITが2つ。

下が1基の時の性能
SSD 960 EVO

Readの性能は大して伸びませんでしたが、Writeの方は1432.9MB/s → 2333.7MB/sとかなり性能が伸びました。

注意したいこと

今回行った方法ではSSD内にリカバリー領域が作成されないため、万が一の時に復旧しづらい状態となります。他の起動ディスクをキープするなどの対応が必要になります。